「俳優になるにはどうしたら良い?」
「俳優として売れるには何が必要?」
俳優になる方法はいろいろありますが、年齢によってキャリアプランを考えなければなりません。
しかし、自分の年代がどうやって俳優を目指せば良いか明確に知っている人は少ないでしょう。
そこでこの記事では、年齢別に俳優のなり方を紹介、さらにフリーで俳優になる方法、俳優に必要なスキルを解説しています。
最後まで読めば、俳優になる方法が明確にわかりますよ!
目次
1.【年齢別】俳優になるには?
俳優になるには、自分の年齢にあったなり方を模索しましょう。
- 【小学生以下】子役専門のプロダクションに入る
- 【中学生】新人募集オーディションを受ける・スカウト
- 【高校生】芸能事務所のオーディション・演劇系の学校への進学
- 【大学生】養成所・劇団に入る
- 【社会人】全世代対象のオーディションを受ける
年齢別に俳優のなり方を1つずつ紹介します。
(1)【小学生以下】子役専門のプロダクションに入る
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小学生以下の子どもを俳優にしたい場合は、子役専門のプロダクションに入れるのが一般的です。
「劇団ひまわり」など、子役を専門的に扱っている事務所なら、子役向けの仕事を紹介してくれます。
有名子役の『芦田愛菜』さんは「ジョビィキッズ」という事務所から、有名子役になりました。
小学生以下が俳優になるにはまず、子役専門の事務所へ所属しましょう。
(2)【中学生】新人募集オーディションを受ける・スカウト
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中学生が俳優になるには、映画や舞台の新人募集オーディションを受けるか、スカウトが良いでしょう。
映画で中学生を取り扱った作品で、中学生のみを対象として、新人募集オーディションが行われることがあります。
有名俳優の『藤原竜也』さんは15歳の時に、舞台「身毒丸」オーディションに参加し、557名の中から合格を勝ち取ってデビューに至りました。
このように、中学生が参加できるオーディションでいきなりデビューする方法もあります。
(3)【高校生】芸能事務所のオーディション・演劇系の学校への進学
高校生が俳優になるには、芸能事務所のオーディションを受けるか、演劇系の学校への進学を検討すると良いでしょう。
芸能事務所に所属すれば、演技未経験でも俳優になるためのレッスンを受けられます。
また、演劇系の学校へ進めば学校で演技について勉強してスキルを積むことが可能です。
もちろん高校生対象作品の新人募集オーディションに参加し、役をもらうこともできます。
中高生は芸能界入りする人が最も多い年代であるため、俳優になる方法の選択肢も豊富です。
(4)【大学生】養成所・劇団に入る
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大学生から俳優になりたい場合は、養成所や劇団へ所属して演技の道へ進みましょう。
養成所へ入れば演技の基礎を詰めるだけでなく、卒業生に演技の仕事を紹介してもらえるかもしれません。
また舞台で活動したい方は、劇団や演劇サークルは入って舞台に立つことができます。
大学生が俳優を目指す方法や注意点については、以下の記事で解説しているので参考にしてください。
(5)【社会人】全世代対象のオーディションを受ける
社会人が俳優を目指すなら、全世代対象のオーディションを受けると良いでしょう。
オーディションに合格すれば、芸能事務所に所属して年齢にあった作品のオーディション情報を受け取れます。
社会人は時間がないので、自分でオーディション情報を探すのも難しいはず。
全年齢対象でオーディションを開催している事務所もあるので、ぜひ応募してみましょう。
2.オーディションを受けずに俳優になる方法
オーディションを受けずに俳優になる方法もあります。
- インディーズ映画を作る
- 劇団を立ち上げる
フリーで俳優として活動したい方は、この2つの方法を試してみてください。
1つずつ俳優になる方法を紹介します。
(1)インディーズ映画を作る
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自主制作でインディーズ映画を作り、作品が売れれば俳優としてのキャリアのきっかけになります。
2017年に公開された「カメラを止めるな!」は全国で上映され、メディアでも取り上げられました。
出演者もこの作品がきっかけで世に知られることとなり、活動の幅を広げています。
映画が好きで、自主制作にも興味があるなら、自分たちで面白いインディーズ映画を作って公開するのも良いでしょう。
(2)劇団を立ち上げる
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劇団を立ち上げて活動し、俳優としてのキャリアを積む方法もあります。
演劇が好きな仲間で集まって劇団を立ち上げて、舞台公演を続けていけば、ファンがついて有名になれる可能性があるでしょう。
有名な劇団「演劇集団キャラメルボックス」も、元々は早稲田大学の学生が集まって作った個人団体です。
地道に公演を続けた結果人気を博し、今もファンが多い有名な劇団になりました。
このように自分たちで劇団を立ち上げて俳優になる方法もあるので、演技や舞台が好きな方は検討してみましょう。
3.俳優になるには?知っておくべき知識と身につけるべきスキル
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俳優になる前に知っておきたい知識と、身につけておきたいスキルを紹介します。
- 俳優の収入
- 演技力
- 容姿
- コミュニケーション能力
- セルフプロデュース能力
役者として活動し続けるには、演技力の他に必要なスキルがあります。
1つずつ説明するので、自分に足りないスキルを補えるようにしておきましょう。
(1)俳優の収入
俳優の収入について、事前に把握しておきましょう。
売れないうちは俳優はほぼ無収入になるため、生活自体が成立しない可能性があります。
メディアを問わずに集計した俳優の平均年収は600万円程度です。
中には全く仕事がなく俳優として稼げていない人も含まれます。
映像作品やCM出演などで活躍している俳優は年収数千万円以上も狙えますが、収入が少なくバイトを掛け持ちしている人も。
俳優をしながら生活していく術を確保する必要がある点は、事前に考えておきましょう。
(2)演技力
俳優に必要とされるのは、もちろん演技力です。
役になりきって、みている人に共感や感動を与える力がなければ、俳優として成功しません。
演技の練習をしたい方はまず、好きな俳優の演技を徹底的に真似してみましょう。
そして自分で演技を録画して振り返りをしたり、人に見てもらって演技の評価してもらってください。
演技力を磨くには人に見てもらうのが一番。
恥ずかしがらずに、演技力を高めるために周りの人に協力してもらいましょう。
(3)容姿
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俳優になるには、ある程度の容姿が必要です。
もちろん作品によってはコミカルな容姿の人が求められることもありますが、たくさんの仕事が欲しいなら、一定以上の見た目が必要。
メイクや髪型を変えて垢抜けるよう工夫したり、スタイルを良くする努力をしておきましょう。
(4)コミュニケーション能力
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俳優になるには、コミュニケーション能力が必要です。
監督と意思疎通して、してほしい演技を体現しなければなりません。
また、売れている俳優は自分なりに役柄を解釈し、監督に意見を伝えることも。
コミュニケーション能力を磨いて、作品を作り上げるスタッフと意思疎通できるようにしておきましょう。
(5)セルフプロデュース能力
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俳優にはセルフプロデュース能力も必要です。
自分の売りが何かを理解して、業界関係者に売り込んでいく必要があります。
「ムロツヨシ」さんは容姿こそ平均的ですが、キャラクターを濃くすることで、今やコミカルな映画には欠かせない役柄になりました。
客観的に自分を分析し、自分が得意な役柄を考えてみましょう。
まとめ
俳優になるには、年齢別にキャリアプランを考える必要があります。
特に社会人になってから俳優を目指すには、会社との両立が必要です。
また作品によって求めている年齢層も違うので、作品のオーディションを受ける際は年齢を基準に探すと良いでしょう。
記事で紹介した俳優になる方法を参考にして、映画や舞台で活躍する俳優になってくださいね!