バルーンの『シャルル』コードを解説!おしゃれで王道のコード進行

「シャルルってどのようなコード進行になっているの?」
「シャルルのコードにはどのような特徴があるの?」

『シャルル』という曲を知った人の中には、どのようなコードになっているのか気になっている人も多いのではないでしょうか。

実は、この曲の半分はAメロのコード進行で構成されているので、『シャルル』は初心者でも覚えやすいコードになっているのです!

本記事では、『シャルル』の人気の特徴やコードの特徴を紹介します。

この記事を読めば、『シャルル』のコード進行の構成を把握することができますよ!

1.『シャルル』とは

『シャルル』とは

『シャルル』は、人気のボカロPであるバルーン(須田景凪が手掛けたボカロ曲です。

自身のYouTubeチャンネルではセルフカバーしたバージョンをアップし、多くの人から注目を集めました。

7千万回以上再生されており、歌ってみた動画などを合わせると1億回以上聴かれていることになります。

2017年から2018年にかけてカラオケ総合ランキングで1位を獲得するなど、若者を中心に人気が高い曲です。

2.シャルルが人気になった3つの理由

シャルルが人気になった3つの理由

『シャルル』が人気になった理由を紹介します。

主な理由は以下の3つです。

  1. 誰もが共感できる歌詞になっている
  2. ギター特有のおしゃれなコードを使っている
  3. サビのコード進行がノリやすい

順に紹介するので、『シャルル』の魅力をチェックしてみてください。

(1)誰もが共感できる歌詞になっている

誰もが共感できる歌詞になっている

誰もが共感できる歌詞になっていることが人気の理由の1つです。

たとえば、「さよならはあなたから言った それなのに頬を濡らしてしまうの」や「そうやって昨日の事も消してしまうなら もういいよ」といった歌詞は、恋人との別れを謳っていることが分かり、失恋した経験のある人なら共感できる内容になっています。

特に別れをテーマにしている曲なので感情移入しやすく、スッと入ってくる歌詞が多くの人から評価を集めている理由でしょう。

(2)ギター特有のおしゃれなコードを使っている

ギター特有のおしゃれなコードを使っている

ギター特有のおしゃれなコードを使っているのも特徴的です。

たとえば、Cadd9はギターならではのコードで、ピアノや他の楽器では出せない独特な曲調になっています。

切ない歌詞であるにもかかわらずおしゃれなコードを多用しているので、陰気な雰囲気を感じさせず、テンポのよいギターサウンドを楽しむことができるのです。

(3)サビのコード進行がノリやすい

サビのコード進行がノリやすい

『シャルル』の魅力は、何といってもサビがノリやすいコード進行になっている点です。

歌ってみたの動画により知名度が抜群でカラオケでも歌いやすく、中毒性のあるサビがその場を盛り上げてくれます。

軽快なメロディーで誰もが口ずさんでしまうので、若者を中心に人気を集めている理由といえるでしょう。

3.シャルルのコードの特徴

シャルルのコードの特徴

『シャルル』のコードの特徴を紹介します。

特徴的なコード進行のパートは以下の3つです。

  1. Aメロ
  2. Bメロ
  3. サビ

順に紹介するので、『シャルル』がどのような構成になっているのかチェックしましょう!

(1)Aメロ

Aメロ

『シャルル』のAメロのコード進行は以下の通りです。

Aメロのコード進行

|Cadd9 Bm7|Em7 G|
”さよならはあなたから言ったそれなのに

|Cadd9 Bm7|Em7 G|
”頬を濡らしてしまうの”
|Cadd9 Bm7|Em7 G|
”そうやって昨日の事も消してしまう”
|Cadd9 Bm7|Em7 G|
”ならもういいよ笑って”

『シャルル』のAメロは、Cadd9→Bm7→Em7→Gのコード進行が何度も繰り返されています。

Ⅳ→Ⅲm→Ⅵm→Ⅰの流れになっており、なかなか見かけないコード進行です。

Cadd9が印象的なコードで、おしゃれな雰囲気を作り出しています。

(2)Bメロ

Bメロ

Bメロのコード進行は以下の通りです。

Bメロのコード進行

|Am7 Em|C7 B7|
”花束を抱えて歩いた 意味もなくただ街を見下ろした

|Am7 Em|C7 B7 Em|
”こうやって理想のに心を置き去っていく もういいか”
|Am7 Em|C7 B7|
”空っぽでいようそれでいつか深い青で満たした”
|Am7 Em|Cadd9 D|
”のならどうだろうこんな風に悩めるのかな”

Bメロも同じようなコード進行が続いているので、中毒性のある構成になっています。

Am7→Em→C7→B7の最後のB7はセカンダリードミナント(ドミナントモーションを利用してノンダイアトニックコードを組み込むこと)が使われており、どこか切ない雰囲気を演出しているのです。

ドミナントモーションはサブドミナントコードがトニックコードに向かう性質のことで、心地の良いコードが展開されています。

なお、以下の記事でセカンダリードミナントについて解説しているので、あわせてご覧ください。

セカンダリードミナントとは?初心者でも簡単に使う方法3ステップ

2021.01.23

(3)サビ

サビ

サビのコード進行は以下の通りです。

サビのコード進行

|C7 D|Em7 G|
”愛をって謳って雲の上

|C7 B7|Em7 G|
”濁りきっては見えないや”
|Cadd9 D|Bm7 Em7|Cadd9 D B7|
”嫌嫌遠く描いてた日々を”
|C7 D|Em7 G|
”語って語って夜の群れ”
|C7 B7|Em7 G|
”いがみ合ってきりがないな”
|Cadd9 D|Bm7 Em7|
”否否”
|Cadd9 D|Em D G|
”笑い合ってさよなら”

C7→D→Em7→Gのコードの流れはベースラインが上昇しているので、スッと耳に入ってくるコード進行です。

また、Cadd9→D→Bm7→Em7は王道進行とよばれるもので、頻出のコード進行なので覚えておきましょう。

以下の記事で、王道進行について紹介しているので、あわせてご覧ください。

コード進行のルールとは?初心者におすすめの定番のコード進行3選

2020.11.28

まとめ

『シャルル』はどこか切なくおしゃれなコード進行が特徴的です。

初心者が押さえておくべきコード進行が使われているので、コードの展開を押さえておくことをおすすめします。

今回紹介したコードの特徴を参考に、『シャルル』のコード進行をマスターしましょう!

なお、以下の記事でおしゃれなコード進行を紹介しているので、あわせてご覧ください。

コード進行をおしゃれにするには?おしゃれな定番のコード進行3選

2020.11.30

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