「まちがいさがしのコードはどうなっているの?」
「まちがいさがしのコードの特徴は何なの?」
『まちがいさがし』という楽曲を気に入り、どのようなコードになっているのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
実は、『まちがいさがし』のコードはシンプルな構成になっていて、コード進行の基本を押さえれば初心者でも理解可能です!
本記事では、『まちがいさがし』の人気の理由はコードの特徴を紹介します。
この記事を読めば、『まちがいさがし』の人気の秘密を知ることができますよ!
目次
1.『まちがいさがし』とは
『まちがいさがし」とは、俳優の菅田将暉の代表曲で、2019年の5月14日にエピックレコードジャパンから配信されました。
米津玄師が作詞・作曲した曲として有名で、フジテレビ系火曜21時ドラマ「パーフェクトワールド」の主題歌として使われたことで多くの人から注目を集めたといえるでしょう。
菅田将暉はこの曲で紅白歌合戦に初出場し、米津玄師の『STRAY SHEEP』のアルバムに米津が歌ったカバーバージョンが収録されてされています。
2.『まちがいさがし』が人気になった3つの理由
『まちがいさがし』が人気になった理由を紹介します。
主な理由は以下の3つです。
順に紹介するので、どのような理由で『まちがいさがし』が多くの人から人気を集めているのかチェックしてみてください。
(1)米津玄師とのコラボにより話題性が高かった
何よりも米津玄師が手掛けたことが多くの人の注目を集めた理由の1つです。
米津玄師が制作する楽曲は、独特な歌詞表現が行われており、リスナーを言葉で引きつける魅力があります。
また、2017年に発売された米津玄師の4枚目のアルバム『BOOTLEG』に収録された『灰色と青』で、すでに菅田将暉と米津玄師はタッグを組んでおり、YouTubeの動画再生数が2億回を超えるほど人気を集めた過去がありました。
その経緯があり、『まちがいさがし』は菅田将暉のソロ名義でリリースされた曲ですが、米津玄師が手掛けたことで話題性が高かったのです。
(2)管田将暉の歌手としての評価が高かった
俳優としては知名度が抜群だった菅田将暉ですが、2017年に『見たこともない景色』で歌手デビューし、それ以来歌手としての評価を上げていきました。
特に歌手としての評価を上げた曲は『さよならエレジー』で、YouTubeの動画再生数が1億回を超えるなど、歌手の菅田将暉のイメージが世間に定着しました。
すでに、歌手として高い評価を集めていたので、自然と多くの人が聴くようになったといえるでしょう。
(3)ダウンロード限定のリリースだった
ダウンロード限定のリリースだったことも多くの人から聴かれる要因になりました。
近年では、CDよりもダウンロードで音楽を聴く人が増えており、ダウンロード配信に特化したことで、SNSなどで効果的に宣伝することができ、誰もが簡単に曲を聴けるようになったのです。
結果としてリリース後すぐに10万ダウンロード突破したので、配信戦略が成功したといえるでしょう。
3.『まちがしさがし』のコードの特徴
『まちがいさがし』のコードの特徴を紹介します。
紹介するパートは以下の3つです。
順に紹介するので、『まちがいさがし』のコードを研究してみてください!
(1)Aメロ
『まちがいさがし』のAメロのコード進行は以下の通りです。
|D G|F♯ Bm|Em7 Bm|Em7 G♯dim Asus4 A|
”まちがいさがしの間違いの方に生まれてきたような気でいたけど”
|D G|F♯ Bm|Em7 A|Dsus4 D|
”まちがいさがしの正解の方じゃきっと出会えなかったと思う”
Aメロは基本的に1436進行がベースになっていて、F♯がセカンダリードミナントになっています。
F♯→Bmの流れがエモい感じがする理由の1つで、この曲の雰囲気を印象付けている音といえるでしょう。
また、Em7→A→Dの流れがツーファイブワン進行で、このコードの展開は頻繁にみるコード進行の1つです。
他の楽曲でもよく見かけるので、このコード進行は覚えておきましょう。
なお、以下の記事でセカンダリードミナントについて解説しているので、あわせてご覧ください。
(2)Bメロ
Bメロのコード進行は以下の通りです。
|G D|A Bm G♯dim|
”ふさわしく笑いあえること”
|G D|Em7 A D|
”何故だろうか涙がでること”
Em7→A→Dのツーファイブワン進行になっています。
Aメロに続いて滑らかなコードの展開で、サビに向けて力をためるような流れです。
(3)サビ
サビのコード進行は以下の通りです。
|Bm A|G D A/C♯|
”君の目が貫いた僕の胸を真っ直ぐその日から”
|Bm A|G A D A/C♯|
”何もかも変わり果てた気がした”
|Bm F♯m7|G A D|
”風に飛ばされそうな深い春の隅で”
|Em7 F♯m7|G D/F♯|Em7 A D|
”退屈なくらいに何気なく傍にいて”
サビの2から3小節目のBm→A→G→D→A/C♯が6541進行になっています。
小室進行に似ていますが、ベースラインが徐々に落ちていく展開なので、どこか落ち着いたような流れが特徴的です。
また、単調にならないように、5小節目の途中にAを挟んでいます。
最後はEm7→A→Dのツーファイブワン進行で終了しているので、きれいにまとめている印象です。
なお、以下の記事でおしゃれなコード進行を紹介しているので、あわせてご覧ください。
まとめ
『まちがいさがし』は似たようなコード進行を繰り返しているので、初心者におすすめの楽曲です。
菅田将暉の代表曲でもあるので、この曲を演奏できるようになっておくことをおすすめします。
今回紹介したコードの特徴を覚えて、『まちがいさがし』をマスターしましょう!
なお、以下の記事で初心者におすすめの定番コードをまとめているので、あわせてご覧ください。