「役者になるにはどうしたら良い?」
「歳をとっていると、役者になれない?」
役者になるにはまず、事務所や舞台などのオーディションを受けましょう。
しかし、どのオーディションを受けたら良いか、年齢によってなり方が違うかなど、疑問がたくさんありますよね。
この記事では、役者になるにはどうしたら良いか6つの方法を紹介します。
そのうえで、年代別役者のなり方、役者になるために今できることを3つ解説。
最後まで読めば「役者になるには?」という疑問が解けて、今何をしたら良いかはっきりわかります。
目次
1.役者になるには?6つのなり方
役者になる方法を6つ紹介します。
- 芸能事務所のオーディションを受ける
- スカウトで芸能事務所へ入る
- 大学で演劇を学ぶ
- 養成所へ通う
- 劇団に入る
- 映画や舞台のオーディションを受ける
実は役者になるにはいろいろな道があり、どの方法でも役者になれます。
1つずつ役者になる方法を紹介するので、参考にしてください。
(1)芸能事務所のオーディションを受ける
役者になるには、芸能事務所のオーディションを受けましょう。
芸能事務所へ所属し、レッスンを受けながら俳優デビューの日を待てます。
事務所が舞台や映像の仕事を見つけて、オーディション情報を持ってきてくれるなどサポートしてくれます。
(2)スカウトで芸能事務所へ入る
スカウトで芸能事務所へ入り、役者になるパターンもあります。
芸能事務所へ入った後は、オーディションと同じく事務所のサポートを受けて俳優デビューの日を待ちましょう。
スカウトはある意味「注目の新人枠」で入所できるため、早めに仕事を回してもらえる可能性が高いです。
芸能界へスカウトで入りたい方向けの記事もあるので、あわせて読んでみてください。
(3)大学で演劇を学ぶ
進学を控えている方は、演劇学科のある大学へ進むのも良いでしょう。
芸術大学などの演劇学科で、本格的に演技を学べます。
演技のスキルが身につくだけでなく、劇団や映像関係の人とのコネクションが作れる点もメリットです。
(4)養成所へ通う
養成所へ通って、演技の勉強をする方法もあります。
直接俳優になる方法ではありませんが、演技のスキルを身につけられるので、勉強にはおすすめ。
卒業後は養成所のコネクションで仕事がもらえる可能性もあります。
(5)劇団に入る
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劇団に入団して、舞台デビューする方法もあります。
新しい役者を募集している劇団があれば、オーディションを受けてみましょう。
最初のうちは下積みから始めますが、定期的に行われる役のオーディションに合格すれば、舞台に立てます。
「劇団キャラメルボックス」「劇団四季」などの大手劇団員になれれば、役者としてのキャリアも開きやすいでしょう。
ただし、「宝塚歌劇団」に関しては入り方が特殊で、音楽学校経由でないと入れません。
宝塚歌劇団に興味がある方は、以下の記事を参考にしてください。
(6)映画や舞台のオーディションを受ける
映画や舞台などの、役がもらえるオーディションを受ける方法もあります。
合格すれば役がもらえるので、いきなり俳優デビューすることが可能です。
役柄のイメージに合っていれば、演技未経験で合格することもあるので、ぜひ挑戦してみましょう。
2.高校生・大学生で役者になるには?年齢別役者の目指し方
次は年齢別に役者の目指し方を紹介します。
- 子役
- 中学生
- 高校生
- 大学生
- 社会人
子役から社会人まで、いろいろな方法で役者になる方法があるもの。
あなたの年齢に合わせて、参考にしてください。
(1)子役
子役を目指す場合は、子役向けの劇団・事務所へ所属します。
親の合意が必須で、レッスンなどに親が連れていける環境の方限定です。
劇団や事務所へ入ればお仕事を紹介してもらえ、またモデルなど他の仕事をもらえる可能性があります。
(2)中学生
中学生の方は、芸能事務所のオーディションやスカウトを受けてみましょう。
また、子役向けの養成所や劇団に所属するのも手段の1つです。
ただし、学校で芸能活動を認めていない場合もあるので、事前に確認すること。
ご両親のサポートも必要なので、必ず親に相談して役者になりたいと伝えてください。
(3)高校生
高校生の方は、芸能事務所のオーディション・スカウト・劇団などいろいろな選択肢を取れる年齢です。
芸能界デビューする人は中高生の間にオーディションを受ける人が多いので、今こそたくさんのオーディションに挑戦しましょう。
進学を考えている方は、演劇学科のある学校を探すなどして、俳優への道を切り開いてください。
(4)大学生
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大学生の方は、劇団や芸能事務所のオーディションを受けてみましょう。
まだまだ若い年代なので、これから役者になれる可能性はあります。
また、大学に有名な劇団サークルがある場合は、サークル活動で演技を磨くことも可能です。
吉田羊さんは20代の大学時代に演劇を始め、劇場から役者のキャリを積んできました。
このように、大学生から演技を始めて大成した女優さんもいるので、目標にしましょう。
(5)社会人
社会人になってから役者を目指すには、役がもらえるオーディションを受けると良いでしょう。
会社にいきながら養成所や劇団の活動を両立するのはほぼ無理なので、いきなりデビューを目指します。
土日のみ演技のレッスンができる教室もあるので、演技を練習したい方は演技教室へ通うのもおすすめです。
3.役者になるために今できること
役者になるために今できる3つのことを紹介します。
- 年齢にあったキャリアを考える
- 演技を練習する
- オーディションを受けてみる
1つずつあなたが今すべきことを紹介します。
(1)年齢にあったキャリアを考える
役者になるためには、今の自分の年齢にあったキャリアを考えましょう。
まだ小学生くらいなら子役としての道を、社会人なら年齢に見合った役がもらえるオーディションを選んで。
役者は年齢に応じて受けられる役が変わり、また役者になる方法の選択肢も少なくなります。
先ほど紹介した年代別役者のなり方を参考にして、どういう方法で役者になるか考えましょう。
(2)演技を練習する
役者になるには、演技力が絶対に必要です。
演技の練習を日々積み重ねて、演技力を身につけておきましょう。
まずは目標とする役者を見つけて、その人が出演している作品を鑑賞してください。
気に入ったシーンがあれば、セリフを覚えて徹底的にコピーしましょう。
ただのモノマネに聞こえるかもしれませんが、実は演技の基礎力を高める訓練になります。
演技の練習方法については、以下の記事でも紹介しているので、参考にしてください。
(3)オーディションを受けてみる
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役者になるには、とにかくたくさんのオーディションを受けましょう。
今俳優・女優として活躍している人たちも、過去に何度もオーディションに落ちた経験があります。
例えば俳優の「ムロツヨシ」さんは、大学を中退して演技を始めましたが、オーディションに数えきれないほど落ちてきたそうです。
オーディションは一発勝負ではないので、諦めずに何度も受けてみてください。
少しでも役がもらえる確率を上げるために、たくさんのオーディションに挑戦しましょう。
まとめ
役者になるにはまず、芸能事務所へ入るか、劇団・養成所などに所属する必要があります。
年代によって選ぶべきキャリアが違うので、記事で紹介した方法を参考にしてください。
役者になるには下積み時代も必要で、その間に数えきれないほどのオーディションに落ちるかもしれません。
しかし、役者になっている人の多くは、たくさんのオーディションに挑戦して失敗して、今のキャリアを築いているのです。
あなたも諦めずにオーディションを受け続け、役者のキャリアを手に入れましょう!